そのお腹の不調、「体質だから」と諦めていませんか?

便秘は病気です。スッキリしない毎日から解放されましょう。
「数日出ないのはいつものこと」「市販薬を飲めば大丈夫」と、便秘を単なる体質や不快な症状として我慢していませんか?
排便回数の減少や、排便困難、残便感などによって生活に支障をきたしている状態は便秘症という病気です。便秘を放置すると、腹痛や食欲不振、肌荒れ、さらには腸閉塞などの重篤な合併症を引き起こすリスクがあります。
特に、市販の刺激性の下剤に頼り続けると、腸の機能が弱くなり、さらに薬が効きにくくなる「下剤依存」に陥る危険性があります。
ならしの共生クリニックでは、専門的な知見に基づき、便秘の原因を特定し、患者様のライフスタイルに合わせた無理のない排便コントロールを目指します。
なぜ「慢性的な便秘」を内科で相談すべきなのか?
潜んでいる病気(大腸がんなど)を見逃さないために
便秘の裏側には、大腸の病気や他の疾患が隠れている可能性があるため、「いつもの便秘」と自己判断せず、専門医による鑑別診断が必要です。
特に、便秘の原因が大腸がんや炎症性腸疾患など、早期治療が必要な病気である可能性を検査で排除することが重要です。
また、便秘には、大腸の動きが悪いタイプ(機能性便秘)や、排便の仕方に問題があるタイプ(排便障害)などいくつかの種類があり、種類によって薬の選び方や治療法が全く異なります。
当院では、原因を特定し、市販薬に頼る悪循環(下剤依存)を断ち切り、患者様の腸の機能を取り戻すための正しい治療計画をご提案いたします。
「素朴な疑問」をスッキリ解消!便秘症 Q&A
- どんな症状があれば、便秘症だと判断されますか?
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一般的には、以下の症状のうち、いくつか(または多く)が当てはまり、長期間(数か月以上)続く場合に便秘症と診断されます。
- 腹部の不快感:お腹の張りや、腹痛がある。
- 排便回数が少ない:排便が週に3回未満である。
- 排便困難感:強くいきまないと出ない、便が硬い。
- 残便感:排便後もスッキリしない感じが残る。
- 市販薬(刺激性下剤)を飲み続けても大丈夫ですか?
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長期的な使用は推奨されません。
市販の下剤の多くは「刺激性下剤」であり、腸を強制的に動かすことで排便を促します。これを飲み続けると、腸が刺激に慣れてしまい、薬なしでは排便できなくなる「耐性」や「下剤依存」を引き起こす危険性があります。
まずは専門医に相談し、依存性の低い新しいタイプの薬や、生活習慣の改善から治療を始めることが大切です。
便秘症診療の安心3ステップ
タイプを特定し、重症化リスクの最小化を目指します。
原因に応じた治療で、自然な排便サイクルを目指します。
便秘の治療は、薬物療法と生活指導を組み合わせて行う、オーダーメイドの計画が重要です。
1. 正確な診断と原因の特定
詳細な問診と検査で、便秘の原因となっている病気や生活習慣上の問題を特定します。
- 腹部X線検査:腸内に溜まっている便の量や位置、ガスの状態を確認します。
- 採血検査:甲状腺疾患や糖尿病など、便秘を引き起こす全身の病気がないかを調べます。
2. 薬物療法と生活指導
便秘の治療計画は、そのタイプと重症度に合わせて、無理なく効果が得られるように組み立てます。
薬物療法の基本として、腸の水分を増やして自然な排便を促す新しいタイプの薬や、便を柔らかくする薬を優先的に使用します。
しかし、薬だけに頼るのではなく、規則正しい食事(食物繊維の摂取)、十分な水分補給、適度な運動など、腸の働きを根本から助けるための具体的な生活指導も並行して行います。
3. 継続的な排便コントロール
排便が安定した後も、治療の最終目標である薬なしで排便できる状態(排便自立)を目指し、薬の量を徐々に減らしていきます。
また、ご自身の排便のリズムや薬の効果を詳細に把握し、より最適な治療計画へと繋げるために、排便日誌の記録を推奨しています。
便秘症をコントロールする「3つの生活のヒント」
薬による治療効果を高め、腸の自律的な働きを取り戻すために、日々の生活で実践していただきたい大切な習慣です。
「朝食後の排便習慣」をつける
朝食後に胃に食べ物が入ると、大腸の動きが最も活発になる胃結腸反射が起こります。
この反射を最大限に利用するため、朝食を抜かず、食後には必ずトイレに行く習慣をつけましょう。
トイレでは、前かがみ(やや斜め)の姿勢をとることで直腸の角度が良くなり、排便しやすくなります。
水分と「水溶性食物繊維」を意識的に摂る
水分と食物繊維は、便を柔らかくし、量を増やすために不可欠です。
まず、起床時にコップ一杯の水を飲むと腸の動きが刺激されます。
また、食物繊維の中でも、海藻類、果物、大麦などに多く含まれる水溶性食物繊維は、便を柔らかくすることで特に便通改善に役立ちます。
お腹周りの「適度な運動」を行う
運動不足は腸の動きを鈍らせる大きな原因です。
そのため、腹筋を鍛える体操や、ウォーキングなどのお腹周りの筋肉を刺激する運動を心がけましょう。
さらに、おへその周りを「の」の字を描くように優しくマッサージする腹部マッサージも有効です。
こんなサインを見つけたら
「年のせい」「体質」と放置せず、一度ご相談ください。
- 排便が週に3回未満の状態が続いている。
- 市販薬(刺激性下剤)の量がどんどん増えている。
- 急に便秘になり、腹痛や吐き気を伴う。
- 便に血が混じったことがある。
これらのサインは、治療のタイミングが来ていることを示しています。
気になる症状があれば当院にご相談ください。
ならしの共生クリニックは、地域の皆様のスッキリとした毎日を、専門的な知識でサポートします。